キャンパスからきれいな海が見える沖縄科学技術大学院大学(OIST)にて第10回RA協議会年次大会が開催され、オンライン参加を含めると750名を超える研究支援プロフェッショナル(URA等)関係者が参加しました。
その中で、「URA×コーチング➡研究力UP!の道筋」というセッションにOIST・外部研究資金セクションの井上裕紀子さん、杉原忠さんと共に登壇し、URAに対して初めてコーチングについて広くお伝えする機会になりました。
会場はほぼ満席で70名程度、オンライン参加は30名以上の方々に参加いただきました。同時間帯で色々なセッションが開催される中、我々のセッションに沢山の方々がお越しくださりとても幸せな時間でした。
主な内容は以下のとおり:
・レゴブロックを使ったアイスブレーク
・コーチングとは?
・ボランティア第1期の結果報告(体験者の生の声含む)
・デモコーチング
・今後の展開
レゴブロックを使ってダックを作るワークにチャレンジしてもらうことで、当初は緊張気味だった会場の空気が一気に温まる変化を感じました。ボランティア第1期の結果報告では、実際のクライアント体験者2名が会場にいらっしゃったので、生の声を共有いただくことができ、より現実味を感じてもらえたのではないかと思います。
約100人もの前でデモコーチング(ライブセッション)をするのは初めてでチャレンジングでしたが、やはり百聞は一見にしかず、反響もすごく大きかったです。ライブセッション終了後に自然と会場から大きな拍手が起こったのが印象的でした。
ボランティア第2期の募集もアナウンスしました。最後に5年後10年後に期待する「コーチングによる研究力アップの道筋・将来ビジョン」を示し、今後起こりうる変革の可能性を共有できたと思います。Q&Aでは会場からもオンラインからも沢山の質問、コメントをいただきました。
次回は、来年10月に熊本での開催が予定されています。次回も更にパワーアップした内容をお届けしたいと考えています。乞うご期待!
=== 参加者からの声(一部抜粋) ===
- コーチングという言葉は聞いたことがありましたが、実際にURAや大学事務業務にどう役立つのかということが大変よくわかるセッションでした。
- 自分の中にある潜在的な能力を引き出すという概念は自己肯定感の向上にもつながり、チームパフォーマンスが高まることにつながる大変良いフローだと思いました。
- コーチングのイメージが変わりました。専門知識からやることを指示する人だと思っていましたが、個人の働き方やチームの成果を高める汎用的な技だと捉えました。新しい支援の形だと感じました。
- マネジメント人材に必要なスキルだと思いました。また、研究者の伴走にも役立つかと思いました。
- 非常にワクワクしました。特に最後に示していただいた5年後・10年後の未来については、本当にそうなるとどんなに楽しいだろうかと、大変高揚いたしました。
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