CASE

実績・事例

東京大学|LSP×チームコーチングによるURAチームの組織づくり支援

背景・課題

東京大学本部リサーチ・アドミニストレーター推進室(URA室)の皆様を対象に、LEGO® SERIOUS PLAY®(LSP)メソッドと教材を活用したワークショップと、その後の継続的なチームコーチングを実施しました。

URA室には、着任間もないURAから経験豊富なプリンシパルURAまで、多様な経験や専門性を持つメンバーが所属しています。また、多くのメンバーが研究科や研究センターなど学内の部局との兼務ポジションを持ち、それぞれの現場で研究支援に携わっています。

個々のメンバーが高い専門性を持つ一方、日常業務では目の前の案件への対応が中心となりやすく、「私たちはどのようなチームを目指すのか」「チームとして何を実現したいのか」について、じっくり対話する機会を持つことが難しいという背景がありました。

実施内容

まずLSPを活用したワークショップを実施しました。

レゴ®ブロックを使って一人ひとりが考えを形にし、それぞれのモデルについて対話した後、メンバーの考えを統合した「チームの共有モデル」を作成。チームとして大切にしたいことやビジョンを可視化し、その実現に向けたアクションプランを検討しました。

その後、毎月1回、計5回のチームコーチングを実施。
LSPワークショップで描いたビジョンや共有モデルを共通の土台としながら、

  • チームとして大切にしたい価値観や強み
  • 中長期的に目指したい姿
  • チームとして取り組みたいテーマ
  • 具体的なアクションとその振り返り

などについて継続的に対話しました。

セッション後半では、外部コーチが進行するだけでなく、チームメンバー自身がファシリテーションを担当。プログラム終了後も自分たちで対話と振り返りを続けられる「自走するチーム」を意識して進めました。

生まれた変化

約5カ月にわたる取り組みを通して、お互いの強みや価値観、大切にしていることへの理解が深まり、個々の業務だけでなく、「チームとして何を目指すのか」という視点から対話する機会が増えていきました。

開始当初と比べ、プログラム終了時にはチームの雰囲気にも変化が見られ、メンバーそれぞれが「チームとして動いていく」という意識を持ちながら、新しい取り組みに向かっていく姿が印象的でした。

LSPでチームのありたい姿を「見える化」し、チームコーチングによって継続的に対話し、具体的な行動へつなげていく。

単発の研修やワークショップで終わらず、一定期間伴走することで、チーム自身が変化を生み出していくことを目指した事例です。

参加者の声

「普段のチームの活動では、どうしても目先の業務の話に多くの時間を費やしがちですが、チームとしての中長期的なゴールやあるべき姿、ミッション等を話す時間を持ち、チームとして方向性が見えてきたことが大変良かったです。」

「初回のLSPワークショップで『共有モデル』を持ちながらチームコーチングに取り組めたことが、全体の成果につながったと思います。」

「最後はメンバーがファシリテーションを務めたことで、自走できるチームとしての今後の可能性について、実感とともに終えることができました。」

実施概要

対象:東京大学 本部リサーチ・アドミニストレーター推進室
期間:約5カ月
内容:LEGO® SERIOUS PLAY®ワークショップ、チームコーチング(全5回)
テーマ:チームビジョン、価値観・強みの相互理解、中長期的な方向性、アクションプラン、自走するチームづくり